灸は現代医療の限界を超えている!

補法って出来そうで出来ないのです!

本来、補うことって、食養生でもできないのです。

 

先ずは、灸が何を補っているかというと、「気」です。

こういう話をしようとすると、「気」の概念がわからず、ついて来れない人が多いです。

ただ、伝統医学でいう、いわゆる「気」の概念をボンヤリとイメージしていただくことはできるかと。

 

例えば、皮膚を浮きそうになるくらい、そーっとなでると、微かに窪んでいる部分を発見できます。

これは、女性の方がよくわかると思いますが、肌のハリ感が失われた部分です。

このハリ感のない部分こそが「気」が少ない部分であり、ハリ感のもとになっているのか、我々の言う「気」というわけです。

 

このハリ感を取り戻すために、科学的方法でもいろんな方法が考えられます。

例えば、食養生では、「コラーゲン食べてプルプル!」みたいなことをイメージしますかね。

或は、良質の化粧水を塗りまくって、「肌の保湿成分を補って潤いリッチ!」みたいな感じをイメージしますか?

 

ただ、この方法の限界は、食養生で「今、触った場所にいつになったらその成分が補われるの?」ってことです。

「コラーゲン鍋食べたら、翌朝の肌プルプル❤」ってことは起こりません。

或は、化粧水に含まれる肌の保湿成分って、「いつまでそこに居てくれるの?」ってことです。

ご承知の通り、表皮がはがれたら保湿成分も一緒に剥がれます。

 

お気づきの方もおいでかと思いますが、意図的にある部分を継続的に保全することはできません。

ところが、灸治療は永続的とは言いませんが、かなり長い期間、継続的に効果を発揮させることが可能です。

しかも、狙った場所に!

ですから、微かに窪んだ部分に施灸すると、その場で窪みはなくなり、ある一定期間、継続的に窪みません。

 

東洋の伝統医学では、血や水は「気」によって運ばれていると考えています。

つまり、身体の運営主体からの命令は、「気」によって行われると考えられています。

 

先ほどから問題にしている窪みですが、窪んでいる部分は「気」が不足の状態にあるということです。

だから、血も水もこのくぼみ部分には巡ってこないのです。

だから、食養生で補っても、この窪みには「気」がないから、到達できません。

化粧水で保湿成分を塗っても、「気」がないからこの窪みの部分に定着できませんし、塗り続けない限りなくなります。

 

しかし、ここに灸を行うと、「気」が補われます。

だから、現状、身体にある成分がこの窪みに到達して、しばらく定着するというわけです。

 

この「気」の働きは、至って観念的で非科学的です。

正直、現状の先端科学のレベルであっても、説明できません。

とはいえ、この現象は起こるのです。

 

現代医療は、現代科学の集大成を医療の分野に応用したものです。

説明できないけれども、現象として存在することは、現代医療分野で実行されません。

ある意味、灸療法は現代医療の限界を超え、凌駕している部分を持っていると言えるのです。

 

伝承していくと、もしかしたら、将来の科学が証明してくれるかもしれません。