ためしてガッテン
何で中国頼みなの?
鍼治療の本家ってホントに中国?
むしろ元祖かもしれんがね。
元祖っているのは、そこで誕生したってこと。
だけど、当時の文書は中国本土で遺失したものも、日本に保管されていたって事実もある。
日本の鍼灸の歴史が浅いって思ったらそれは違うよ!
遣唐使以来から続いているんだからね!
中国の鍼灸がずっと続いているって言うのはちょっとどうだろう?
中国という国の歴史をよく勉強すると解るけど、中国っていう場所は確かに歴史は長い。
だけど、中国っていう場所で成立した国の王朝は民族が入れ替わっている。
漢民族、満州族、蒙古族などなど、次々に入れ替わっていることを思い出そう!
例えば鎌倉時代に攻めてきたのは、元でしょ!蒙古族でしょ!
もう一つ思い出してほしいのは、焚書坑儒の習慣。
私のきいたところ、前王朝の関係者は16親等まで捕まえて斬首とのこと。
そんな国で、連綿と歴史が続くかな?
まあそこは、いろんな反論があるかもしれないからとりあえず私見です。
でもね。
日本国内にもあの位鍼が上手で、あの位の事を話せる人はいくらでもいるんです。
何で、中国人にインタビューした話を有り難がってるのかさっぱり解らん!
と、まあ。
文句は多々あれど、これは良いなと思ったことの第一は?
「ツボはいつもあるものでなく、異常があるとできるもの」
という、至極当然のことを言ってくれたこと。
つまりは、反応ありきであるという事実。
現象の実態を把握して手段を選択するという医学の本質的な事実を忘れて、
「このツボは、○○に効果があります!」
などと言っている鍼灸師はこれから通用しなくなる時代が来る!
これからは、本物の学と術でなければ生き残れないことを予感させる。
私は、そんな風潮を大歓迎する!