先日、少々遠方の往診を頼まれまして。
休日に往診しました。
症状は妊娠後期の逆子です。
逆子で大切なのは、まずは母体の安全です。
リスクの少ない方法で効果が出れば一番ですから、決して危ない橋を渡らないように!
ですね。
遠方ゆえ、1回である程度のことをしなくてはいけません。
まずは、なぜ胎児が上を向きたがるのか考えます。
三陰交とか、至陰とか、逆子の特効穴はありますけど、ピンポイントでそこが効くなら楽でしょうがないです。
原理・原則は、「なぜ?」を考えるイマジネーションから得られます。
どうして下を向きたがらなくて、三陰交とか至陰が効くのか考えると自ずと答えは出ます。
接触鍼で探って、灸をしてやり方を説明し、自分でもできるように要領を懇切丁寧に説明する。
これだけやって帰ってきました。
2週間後、「ひっくり返りました!」の連絡☆
うまくいって、幸いでした。