トランプ大統領のパリ協定離脱に思うこと!

これを非難する声明は多いのですね。

でも、この前提となる地球温暖化そのものについて、言及した報道は少ないのが現実ですね。

 

なぜこうなるのかというと、報道に登場する専門家筋が、パリ協定推しの科学者だからです。

 

元々は、どんなことでパリ協定が国際的な常識になったか?

NASA宇宙飛行センターの大気学 者ジェームズ・ハンセンが提唱した、温室効果ガスの排出が地球温暖化の元凶であるとする論文なのです。

あえて、アンチな意見を述べるなら、ジェームズ・ハンセン氏の呈示した仮説は既に崩れています。

事実、すでに氏が提示した温暖化の予想が崩れており、予想に反した気温の下方修正を余儀なくされているからです。

 

大切なのは、fact(事実)であり、学説ではないのです。

様々な報道による印象操作は、いくらでも出来るのです。

 

しかし、温室効果ガスの排出は、地球温暖化の1つのファクター(要因)にすぎないという前提があることは確かです。

トランプ大統領がいう、温室効果ガスの排出が地球温暖化の原因であるという報道自体がフェイクニュースだという言い分も、そのように言っている科学者がいる以上、トランプ大統領が間違った判断をしていると言い切れるものではありません。

専門家が言っている内容を採用して、政策を決めるのは政治家の専権事項ではないでしょうか?

 

対して、大多数の報道が言っている内容は、感情論です。

大多数のパリ協定加盟国首脳が言っているのは、締結するまでの苦労を思い返しての遺恨ともいえる感情論と言っても良い内容です。

国際協調の和を乱したとして、アメリカファーストを選択したトランプ大統領を責めるのはお門違いではないでしょうか?

 

科学者の言い分は、多数決で決めるべきことではなく、あくまでfact(事実)に基づいて判断されるべきことですから。

 

今、トランプ大統領が国際的な非難にさらされ、報道の印象操作で世論が動いているようですが、安易にその報道に乗っかって良いのでしょうか?

我々はよく考える必要があるのではないでしょうか?

 

過去の歴史を振り返ってみて下さい。

このような勢いに乗って、その時の勢いで責任を問う態度をとった我々は、いろんな過ちを起こしていませんか?

 

日頃、治療効果というfact(事実)を追究している私は、印象操作や先入観に基づく思い込みと格闘していますので、実事求是の態度こそ大切と強調せざるを得ないのです。