ようやく幼児教育に予算付けを言及!
幼児教育こそ国の根幹を作る!
私は兼ねてからこのことを言ってほしかったのです。
全く個人的な意見ですが、幼児教育こそ国の根幹であるという持論を持っています。
今まで、幼児教育に対しては、大人の都合の議論が続いてきました。
待機児童問題などという大人の都合は、お財布事情を中心とした短期的な展望でしかありません。
最も大事なことは、日本の未来を作る優秀な人材を育てることなのです。
スキャモンの発育曲線で見ると、幼児期に神経系の発達が顕著である傾向があります。
つまり、幼児期の多様な体験が、将来の能力発達に重要な意味を持つということなのです。
教育に資する予算は、未来への投資です。
優秀な人材を育てれば、将来の税収による国庫の安定にもつながります。
極端な話をすれば、優れた教育制度が幼児期から担保されれば、結構な額の出産祝い金を国から支給しても良いくらいではないでしょうか?
現状であれば、首都圏において待機児童対策が急務であることは間違いありません。
ただ、これは自治体が中心となった短期的な取り組みでしょう。
これに対して国は、未来に対する長期的な展望を持って政策を考えていってもらいたいものです。
衆議院の解散風が吹いたついでに出てきたような話題ながら、此処に視点を持っている未来志向の議員がいることをうれしく感じた次第です。