プラスチックストロー廃止って…
それって本当に正義?
紙ストローにするっていうけど、紙は木でできてますが?
ちょっと前に、プラスチックストローを廃止するって会社がありましたね。
なんでも海洋生物の体内から、多くのプラスチック製品が出てきたからということが発端とのこと。
この会社はプラスチックをやめて、紙製に切り替えるとのことです。
このことを褒めちぎっている人たちが大勢いましたね。
これこそが正義だとか、環境対策として素晴らしいとか。
でも、本当にそうですかね?
プラスチックは石油製品ですね。
石油って何からできるのか思い出せますか?
生物の死骸が、死骸⇒石炭⇒石油+天然ガスって、ザックリ言えばこうですね。
つまり石油は自然由来ってことです。
言ってみれば、死んだ生命体のなれの果てですね。
これを加工すると環境破壊?
なんか合点がいかないんですけど…。
では、紙はどう作る?
パルプは、生えている木を切って作るのですね。
生命体である木⇒加工してパルプ⇒紙って訳ですね。
先ずは生命体である木を切り倒して、本当にエコでしょうか?
生命体の大量殺戮を行って、石油燃料を使って製造する工程は明らかにエコとは言えないのでは?
森林伐採をバッシングしていた人々は、環境破壊と叫ばないといけないのでは?
どうも釈然としないのです。
命を失った石油を製品化したの方が、生きている木を製品化するよりエコなんじゃないの?
酸素を放出してくれる光合成をおこなっている生命体である木がないと、人間をはじめとした動物は困るんじゃないの?
森林を伐採したら、そこに住んでいた生物の行き場はあるの?
海の生物たちがかわいそう!
は、わかるけどね。
森林の生物は不幸でも良いの?
そもそもの出発点に戻れば、人間のモラルの問題ではないの?
自然との共存って、こんな安易な浅知恵で良いのでしょうか?