新型コロナウイルス流行の今だからこそ伝統医療を!
より積極的な対策をしましょう!
政府や行政サイドから提示される対策は、三密を避けるだの、外出を自粛せよだの、消極的な内容ばかりでうんざりという皆さんは多いことでしょう。
勿論、このこと自体に真っ向から反対しているわけではありません。
それはそれで重要な要素の一つと考えています。
ですが、積極的な要素も取り入れねば、気力・体力ともに低下してしまい、それこそ【元も子もなくなる】事態ともなりかねません。
例えば、外出しないことで籠りっきりになれば、運動量が減少しますので体力は低下しますし、栄養だけ取って運動しなければ運動で余った分のエネルギーが体脂肪や内臓脂肪として蓄積され、慢性疾患の予備軍となる原因を作ります。
室内に籠るのが好きな人もおいでになるでしょうが、普通に活動できる健康な人が室内に籠ることがストレスになり、心を病んでしまうケースも増えることになります。
これらのことは、元も子もなくなると表現するにピッタリでしょう。
何がリスクなのかということは、個々の体力や既往歴と関係があるので一概に判断できるものではありません。
このことを前提としていかないと話が進みませんので、最初にお断りしておきます。
さて、前置きが長くなりましたが「なぜ、今こそ伝統医学なのか?」です。
東アジアの伝統医学を東洋医学と呼んでいるわけですが、この東洋医学では病の原因を次のように考えています。
(内因+外因)+不内外因→健康状態
- 内因→自らの心を病む要因
- 外因→天候・感染といった環境要因
- 不内外因→飲食・労働といった活動要因
非常に簡単に表すと、このような感じです。
現代医療がアプローチしているのは、この要素のうち「外因」のごく一部の疫学的要素と公衆衛生学の要素です。
対して、伝統医療が相手にしているのは、その他も含めた全部です。
抵抗力・自然治癒力・自然良能といった言葉を聞いたことがあるかもしれません。
鍼灸治療に限らず、健康法としての活動もこれらを高めるために行っているわけですが、これらを測る指標はほとんど用意されていません。
患者本人が主観を通して、体調の良さを感じるという特性からまやかしの類との誹りを受けることもあります。
今回、中国発で流行した新型コロナウイルスですが、注目に値する発表がありました。
武漢での回復者のうち、87%の方が治療手段として鍼灸を受療したとの情報があります。
具体的な方法も発表されていますが、大筋は弊院で行っている方法と同じです。
ご覧になりたい方は、下のリンクをたどってごらんください。
勿論、中国の世界戦略としてのプロパガンダであるとの陰謀論も湧き上がるわけですが、具体的な手段が現代医療で確立されない今、少なくとも予防として有効ならば受療する価値があります。
感染しても発病しない体づくりのお手伝いは、その専門家である鍼灸按摩マッサージ師にお任せ願いたいところです。
以上、消極的ながら今こそ伝統医学!今こそ鍼灸治療!という意見を述べてみました。
こういう理由で、弊院としては、「自発的に自粛するつもりはない!」と断言しておきます。