地の気を推進力に変えるウォーキング&ランニング 軸を使おう! でも軸って何? とかく日本人は、下肢の筋肉を使ったフォームになりやすい。 簡単に言えば、ふくらはぎの筋肉を推進力に変えようとしてしまうということ・・・
「腕の振り」タグの記事一覧
歩行時の腕の振り方(その7最終)
腕の振り方をまとめるとこうなる。 腕(というより肩)を胸郭が振れる位振り、骨盤との逆ひねりを生むことで今まで使っていなかった筋肉がほぐれる。 これは、今まで両方とも同時に緊張させていた筋肉が左右交互に、緊張と弛緩を繰り返・・・
歩行時の腕の振り方(その6)
歩行時の腕の振りを改善して、上肢の神経障害が改善するメカニズムをわかりやすく説明するとこうなる。 腕神経叢(腕の神経)の走行上、硬結や筋緊張が見られる場所で一番多い場所は、斜角筋の周辺である。 斜角筋は、前斜角筋、中斜角・・・
歩行時の腕の振り方(その5)
腕の振り方を変えることで、鎖骨が振れるようになり、胸郭と骨盤による逆ひねりが生まれると、少しづつ変わってくるのは多くの人々を悩ませる神経障害である。 まずは腕の神経痛や痺れ、長引く五十肩であるが、ほとんどの問題は頚の筋肉・・・
歩行時の腕の振り方(その4)
上肢がひねられて与えられる効果は、頚部の筋が動くことのほかに、他の部位に影響を与える効果もある。 今度は下半身に目を移すと、上肢のひねりの影響を受けて骨盤がひねられる。 骨盤の左右ひねりでは、深層にある傍脊柱筋群と表在の・・・
歩行時の腕の振り方(その3)
歩行時の腕の振り方で変化があるとすれば、まずは首や肩が楽になるという点であろう。 もともと日本人の歩き方は、肩峰が動かない歩き方であった。 これは、きもの文化の影響が大きく、襟が乱れないように、袖が暴れないように歩いてい・・・
歩行時の腕の振り方(その2)
前回の話で、上肢とは鎖骨、肩甲骨も含んだ腕の部位であると理解していただけたと思う。 ここから、「腕を振る=上肢帯を振る」であるという前提でお話をしていきたい。 つまり、腕を振ると、胸鎖関節を中心に肩峰(肩のてっぺん)は大・・・
歩行時の腕の振り方(その1)
歩行するときに、皆さんはどのように腕を振っているだろうか? 腕というと勘違いを与えるかもしれないので、上肢と言った方が良いかも? 上肢とは、解剖学的に体幹に対して、手を使うためのパーツのことといえようか。 前にもブログに・・・